ハードウェアの動作と接続を記述するプログラミング言語のことです.ディジタル回路設計ではハードウェア記述言語による設計入力が主流となっており,Verilog HDLとVHDLが業界標準として広く普及しています.VHDLは,米国国防総省の納入仕様書を原点としており,VHSIC(Very High Speed Integrated Circuits) Hardware Description Language を略して VHDLとなり,後にIEEE1076として規格されました.一方のVerilog HDLは,民間企業の商用シミュレーション・ツール用の言語として誕生し,その後IEEE1364として規格化されました.Verilog HDLもVHDLも抽象度の高い記述から部品の接続のような構造的な記述まで対応できる言語です.RTL (Register Transfer Level) のスタイルで記述することにより,論理合成ツールを用いてゲート・レベルネットリストへ変換可能です.また,シミュレーション・ツールを使って記述したモデルの動作確認を行なうことができます.シミュレーションで使用するテストベンチもハードウェア記述言語で記述します.Hardware Description Languageを略して,HDLとも呼ばれます.