28nm世代のFPGAとHardCopy ASICのポートフォリオ(製品ラインアップ)をアルテラが発表した。ASICやASSPを、より柔軟性の高いデバイスであるFPGAに代替したいと考えるユーザーの要求を満たす、次世代のシステム開発を担う戦略商品だ。FPGAに対する技術ニーズはますます多様化している。アルテラは、28nm製品を四つのファミリに分け、それぞれに投入する技術を大胆に使い分けて多様なニーズにキメ細かく応える。同時に、デザイン環境を進化させることで、FPGA本来の強みである柔軟性を失うことなく、28nm製品の潜在能力を引き出せる仕組みを用意している。

第1回:アルテラが28nm製品ポートフォリオを発表,応用ごとに製造プロセスやハードIPを使い分け

アルテラは,28nm世代のFPGAとHardCopy ASICのポートフォリオ(製品ラインアップ)を発表した。ローエンド製品「Cyclone V」,ミッドレンジ製品「Arria V」,ハイエンド製品「Stratix V」,HardCopy ASIC「HardCopy V」,四つのファミリで構成している。FPGAの応用分野は,28nm世代でますます広がり,技術的な要求が多様化しそうだ。ポートフォリオに含まれる個々の製品には,応用分野ごとのニーズに応えるための技術が的確に選定されている。アルテラが個々の製品の特徴を際立たせるために投入した四つの切り口の技術を解説する。(記事を読む)

第2回:28nm世代の四つのファミリの仕様は現在の電子産業の技術ニーズの縮図

プロセス技術,トランシーバ技術,アーキテクチャ,システムIPコア。ポートフォリオに含まれる個々の28nm製品には,どのような技術を投入すればよいのか。製品を企画し,設計するためには,応用分野を明確に定義し,そこでの技術的なニーズを詳細に分析する必要がある。アルテラの28nm製品の仕様には,現在の電子産業で顕在化している技術ニーズの縮図が反映していると言える。「Cyclone V」,「Arria V」,「Stratix V」,「HardCopy V」,セグメントの異なる四つのファミリについて,想定している応用,そこで浮かび上がったニーズとアルテラの提案を解説する。(記事を読む)

第3回:アルテラの28nm製品に宿る ユーザー目線のホスピタリティ

アルテラは,28nm製品のファミリ構成や個々のチップの仕様を決めるに当たって,同社が長年蓄積してきたユーザーが抱える課題と今後の技術上のニーズに関して詳細に検討した。そして,ユーザーが28nm製品の採用メリットを実感できるような工夫を,チップやデザイン環境にふんだんに盛り込んだ。一見,理解しにくい仕様の中にも,アルテラの深い意図が秘められている。28nm製品に関する五つの疑問に着目し,同社の意図を探った。(記事を読む)

(2011年1月)
「この記事は、日経BP社『Focus-On! 』に掲載されていたコンテンツを、日経BP社の許可を得て転載しています。」