いま世界は産業革命以来の大転換期にあるという。エレクトロニクス業界も例外ではなく,またテクノロジーも「日進月歩」ならぬ「秒進分歩」で進化を遂げている。進化に対応するため,半導体においては長くプロセスの微細化が有効であり,その利点を享受してきた。最近では,その最先端に位置するのが書き換え可能なデバイスFPGAである。ASICやカスタムLSIの多くが130nmプロセスにとどまる中,FPGA最大手のアルテラからは,このほど28nm 製品が発表されている。しかし,プロセス微細化の寵児であったFPGAも,市場要求に対応するために新たなイノベーションを起こす必要があったという。

市場はなにを求め,なにを課題としているのか? 課題に対応するための技術革新とは?いまやカスタムLSI開発のトップランナーとなったアルテラFPGAの最新情報を,市場トレンドとともに徹底解説する。

特集1 「ムーアの法則」を超えるアルテラの革新技術がトラフィック急増に対処できる唯一の解

インターネット上のトラフィック量は年率50%で増え続け,ネットワーク機器では帯域幅の拡大をしつつ,消費電力とコストは現状の水準を維持するという課題に直面している。この市場トレンドに,プロセス微細化+技術革新で挑む最先端テクノロジーを解説する。 (記事を読む)

特集2 すべてはバンド幅のために。 新登場28nm 「Stratix V FPGA」

このほど発表されたアルテラの28nm FPGA「Stratix V 」ファミリには,いくつかのアーキテクチャ上の進歩に加え,ムーアの法則を超えるための三つの技術革新が搭載されている。最先端プロセスに加え,数々の革新的な技術を投入したという「Stratix V 」を徹底解説する。 (記事を読む)

特集3 28nm技術の潜在能力を引き出す、開発ソフトウエアのイノベーション

いまや半導体デバイスのイノベーションは,ソフトウエアの存在なしには起こり得ない。ハードウエアの革新性を最大限に引き出すために,ソフトウエアが不可欠だからだ。プログラミング・デバイスの新たな時代を拓く28nmFPGA「Stratix V」ファミリを発表した米Altera Corp.は,劇的に向上したStratix Vの能力を徹底的に引き出す開発ソフトウエア「Quartus II」をリリースした。 (記事を読む)

(2010年4月)
「この記事は、日経BP社『Focus-On! 』に掲載されていたコンテンツを、日経BP社の許可を得て転載しています。」